自分の殻を破るためには?
山本です。
昨日まで、広島に行ってました。
全国10社の超実践リフォーム店が集まって、
切磋琢磨する勉強会。毎回、すごい報告が上がり、
出席するたびに、成長する自分を感じることができます。
もう2年くらい勉強会が続いているのですが、
通常このような任意の集まりは、長く続かないものです。
回数を重ねるたびに煮詰まってしまって、いつの間にか自然解散になってしまいます。
しかし、この勉強会は、煮詰まるどころか、回を追うたびに、
内容が濃くなっていっているようです。
この勉強会は、【マケ本】と呼称されています。
マーケッター実践本舗の略から由来しています。
読んで字のごとく、実践しない人は参加できない。
吸収するだけでなく、自分の実践報告をしなければならない。
よくある話だけれど、自分の実践事例、成功事例を
他人に知られたくないという、話をよく聞く。
特に自分の商圏内のライバルには知られたくないと。
その気持ちは分かる。ライバルに知られたくないのはもっともな話だ。
しかし、私の意見は少し違う。
実際、私の成功事例・ノウハウは、広く公開している。
そのことは皆さんもご存知のはず。
では、なぜ私は公開したのか?
それにはいくつかの理由があります。
ひとつは、或る意味、地元№1になったので、
他人が、同じノウハウで・やり方でどんなにがんばろうと、
追いつけることはできないという自負があったから。
もちろん、地元№1というのは、私自身のやり方での№1。
顧客ターゲット・マーケティング・セールストークすべてオリジナル。
その中での№1。だから絶対追いつかれるわけがない。
いろいろな人から、本当に高知で№1なんですか?
と質問をいただくことがある。
私は自身を持って答える。「はい。№1です。」と。
あなたが№1になれないと思っているのであれば、
それは大きな間違い。他人のやり方を真似ても、いつまでたっても№2。
自分のオリジナル№1になれば、いいだけのこと。
二つ目の理由は、自分のノウハウを公開したことで、
より多くのノウハウを掴む事ができたということ。
発信することで、吸収することがより多いということだ。
さらに、全国のありとあらゆる人との巡り合いがあった。
これが一番大きいかもしれない。
【マケ本】もそのひとつだ。
多くのクライアントとめぐり合うこともできた。
すばらしい仲間と集うことができたのは、
自分を公開したことだ。自分を発信したことだ。
成長できなくて、苦しんでいる人はたくさんあることだろう。
そんな人にこう伝えたい。
大きく深呼吸をしてごらんなさい。
そして、目を閉じて想像してみてください。
全国にはたくさんのあなたの仲間ががんばっています。
それを肌で感じてください。
自分自身を発信してください。
そこにあなたの人生を変える何かが待っているはずです。
7月にセミナーをします。
また、新たな巡り合いがあるはずです。
今から心ときめいている、今日この頃です。
コメント
山本さん、こんにちは。
しばらく山本さんからのメールが来ていなかったので、当然送られてきて、ついアクセスしてしまいました。
【自分の殻を破るためには】
について、僕なりの意見を言わせて頂こうと思います。
少し長くなりますが、ご勘弁下さい。
僕は、山本さんのように倒産は経験していませんが、
商売を自己閉鎖してしまいました。
過去の商売は、土建業でした。
理由はあえてお控えしますが、「出る杭は打たれる!」と言う言葉の通りに、新聞沙汰になるような始末になり、結果として、事業を閉鎖してしまいました。
警察沙汰に巻き込まれ、年商3億にした会社は、信用を瞬く間に無くし、どうもこうも行かない状態に追いやられました。
当時、僕は土地を購入し、自宅を建築中の最中でもあり、また、社員も多く抱えており、豚箱に呑気に入っている状況ではありませんでしたから、豚箱の中で毎日悩んでいました。
寝ても覚めても怒りが収まりませんでした。
22歳からやる気と根性だけで業界を渡り歩いてきた僕は、知らぬ間に傲慢さを周囲に放ち、さらに、屁のようなプライドを身につけていました。
そんな僕ですから、最愛の妻には一切悩みを見せず、相談などもできないように自分自身でしてしまっていました。
そんな中、新しい事業を始めなければと考え、僕はいろいろなビジネスに手を出し始めましたが、どれもこれも上手くいかず、とうとう破産手前まで追いやってしまいました。
その結末は、生活費もろくに入れられなくなり、ついには離婚してしまったのです。
当時、6歳の長女と5歳の長男、この最愛の子供たちと別れてしまったことは、本当に辛く悲しかった・・・
せっかく建てた自宅も競売に掛けられ、全てを自分自身の手でなくし、滅ぼしてしまいました。
山本さん、勘違いしないで下さい。
決して泣き言をいっている訳ではありませんので。
反省をしなかった僕は、5年間を費やしてしまいました。現在の年齢は、43です。
突然ですが、本題に戻ります。
【自分の殻を破る】とは・・・
僕の経験から言えば、
「たった一度の人生、諦めずに、信じた道を進むこと」
だと信じています。
当然のごとく、己を知り、出来ることから地道に行うことです。
「道の真中を、堂々と歩いているか!」
「朝の来ない夜はない!」
「ネバーギブアップ!」
人の忠告をよく聞き、素直な気持ちを忘れず、何が真理なのかを、自分に問うことが重要です。
たった一度の人生です。
辛い、苦しい、悲しいなどは口に出したらそれこそ終わりです。
たった今この瞬間にも、不幸な時間を費やしている家族に対し、あの世へ行っても申し訳が立たないのです。
どんなに時間がかかっても、諦めたら負けです。
【自分の殻を破る】方法は、自分にあります!
諦めたら、全て終わってしまいます。
投稿者: 岩本 | 2006年07月13日 18:18