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2006年10月19日
すべての行動にはなにかのきっかけがある。
山本です。
このブログのタイトルでもあり、私がいつも言う「実践」。
何度、口を酸っぱくして言い続けても、それを実行できない人がいる。
いつも言い訳を口にする人がたくさんいる。
このような体験を何度かすると、正直嫌になる。
あぁ、この人に言っても仕方ないんだな。
「分かっています。やります。」と口では言うけれど、できない人にはできないんだ。
気持ちは動いても、体は動かないんだ。言っても無駄なんだと、思っていました。
ある人が言いました。
「山本さん。それは違うよ。もう少し理解をしてあげたほうがいいよ。」
それに対して、私。
「何をどう理解したらいいんですか?」
すると、
「言い続けてあげるやさしさが必要なんですよ。人生タイミングがあったり、
気持ちのスイッチが入る瞬間があったり、それぞれ人によって違う。
山本さんは山本さん、他人は他人。一生、スイッチの入らない人はいないよ。」
なるほど。と思いました。せかせる、急がせることがいいことではない。
その人の心のスイッチを、そっと入れてあげることも大切だ。
それこそメンターだ。ということに気づきました。
ということは、、、
きっかけを作ってあげればいい、ということかもしれない。
実を言うと私もスイッチが入らない人間だった。
倒産・夜逃げ・自己破産をしたとき、初めてスイッチが入った。
親父の遺影の前で、泣きながら謝った時にスイッチが入った。
そこまで、追い込まなければ、私自身もスイッチが入らなかった。
スイッチが入ったものの気ばかりあせっていた。
今日やらないとだめだ。だけどどこから手をつければいいのか?
全部やらなくては。すぐにでも結果が欲しい。
そんなときにやはり自分に合った、メンターとの出会いがあった。
ゆっくりと包み込むように、実践への道標をしてくれた。
そのメンターが仰っていた。
「山本さん、心のスイッチを入れるのは簡単だよ。毎日感動すればいい。」
「感動?」
「図書館に行って、偉人・伝記の本を読めばいい。
レンタルビデオの感動物を借りてくればいい。
テレビのプロジェクトXを見ればいい。
自分よりも苦しんでいる人、苦しんだ人の話を聞けば毎日スイッチが入る。」
身震いするくらいに感動すればスイッチが入る。
心のそこから熱い物が湧き上がってくる。
その瞬間に机に向かうんだ。
そして、真っ白なノートにこう書こう。
よし、自分にもできるんだ。負けられない。明日は○○だけをやろう。
明日○○ができればきっとゴールが待っている。、
2006年10月19日 15:26
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コメント
いつもメールありがとうございます。
山本先生のおっしゃること、私なりに実感するところがあります。
(実践が滞っていること・・・ではありません?!)
今まで自分の経験の中で達成できた小さなことを振り返ってみると
「スイッチが入った」という感覚がおぼろげながらよみがえります。
ヘビースモーカーだった頃、ふと「タバコやめよう」と思い立ち、
「やめられそうだな」から、やめて1ヶ月、3ヶ月。
ある日「確信」すると意識からタバコが消えてしまったあの感じ。
「やめなきゃ」「やらなきゃ」って思っているうちは苦しいんです。
マイナスに意識しているからでしょうか。
「実践」が続かないのは結果がすぐでないから。
自分がどこまで進んでいるのかもわからないから。
船が難破して、まっ暗な夜の海に放り出された感じ。
目をこらしても月の薄明かりの中、方向も定まらず、必死に泳いでいても、
「果たしてこちらの方向に陸があるのか?」という不安と恐怖。
幸いにも、私には灯りが見える。照らしてくれている人がいるから。
しかし、あまりに遠く感じるし、暗い海ではちっとも進んでいないようにも感じる。
でも、実際の私の状況は海ではないので、止まっても溺れる心配はない。
(日々の稼ぎのために立ち泳ぎは必要だが)
ただ、ただ信じた方向にゆっくりでもしぶとく進むしかない。
あきらめない限り目的地に達することができると信じなければ・・。
「信じなければ」じゃなくて「信じて」ですね。
がんばります。
投稿者 後藤仁志 : 2006年10月19日 21:05